亀井谷川

島根県 匹見峡近くの亀井谷に行ってきました。


去年、恐羅漢山に登るときに亀井谷川を歩いた。
その後あらためて地図を見ると、亀井谷川上流が滝か崖になっており、その険しさが気になっていた。
実際どうなっているか、確認しに行った。


予定コース


実際のコース


実際のコースが予定コースと異なった理由:

  • 簡単に渡渉できなかった。


地点説明
(1):車をゲートの前に停める。
ゲート横に駐車スペースがあるが、ロープでガードされており、「通報します」と書いたプレートがぶらさがっている。


(2):林道から登山道に入る。
去年行ったときは、こういう登山道は初体験だったから、ここでとまどったのを思い出した。


(2)→(3):少し進むと石垣を発見した。


去年は徒渉しながら川の両岸を交互に進んで行ったが、今日は川の水量が多いせいか、足場がなくて川を渡れそうにない。
上流に向かって、左岸の山の方を移動することにした。





身の丈ほどの笹が足場に密集して邪魔となって中々前に進めないし、尾根まで登らないと回避出来ないような高い崖にぶちあたった。


いつも尾根ばかり好んで歩くので、沢の歩き方はよくわからない。
こういうときは普段なら尾根まで登ってそのまま山の頂上へ向かうのだが、今日の目的は山を登ることじゃなくて、沢の上流突き当たりに到り着くことだ。
地図を確認すると、尾根まで登ったとしても、その先、沢に戻ってこれそうな緩やかな斜面がない。
仕方なく沢に降りた。
降りてから沢沿いに上流へ進もうと思ったが、こちら側の岸には足場がなさそうだ。


(3):反対側の岸に歩道が見えた。


中洲まで倒木がかかっており、その上を歩けば、中洲に渡れそうだ。
崖のような斜面を下って、倒木にたどり着く。
倒木の上に立つと、ちょうど手の届く高さに別の倒木がある。


今日履いてきた靴は、濡れた石、木、鉄の上ですぐに滑る。
上の木に手を掛けて、足元に注意しながら倒木を渡った。
中洲から向こう岸に渡るときは、岩の足場があったので楽に渡れた。
歩道によじ登った。


こんな立派な歩道があったんですね。


この時点で、2時間も経っていた。進んだ距離は直線距離にして300m。