三周ヶ岳(念願の登頂達成)
今年に入って3回目の再アタックであり、去年以前の冬以外も含めると計7回くらい挑戦してきた。
過去の挫折を振り返ってみると、
岐阜県坂内側からのアプローチでは、春以降でも林道上の残雪が多く、
残雪期対応の靴を持っていなかった当時は、撤退を余儀なくされた。
冬期は林道が除雪されておらず、日帰りで行ける距離ではなかった。
また、春以降に広野ダムからアプローチしたときは、
林道管理者から積雪のため林道通行禁止と警告されて諦めた。
そして前回 2/11は、P1144まで到達し、三周ヶ岳を眼の前にすることができたものの、
タイムオーバーのため撤退した。
タイムオーバーとシャリバテの反省を踏まえて、高かったけどスノーシューを購入した。
今回こそは絶対に登頂するというモチベーションと装備用意のうえ、
念願の登頂を果たすことが出来た。
快晴の三周ヶ岳銀嶺は今まで経験したことのない美しい景色だった。
ルート
写真
出発時-2度。
快晴に恵まれた。
カーブミラーの埋もれ具合を見ると、前回より積雪量は少なかった。
林道から見上げる。
尾根取り付きに到着した。
前回はスタート地点から3時間かかったが、今回は1時間で到着した。
前回は新雪、今回は締まった雪というコンディションの差はあるものの、
まだ林道しか歩いていないが、ワカンよりスノーシューの方が格段に歩きやすかった。
スノーシューを購入して対策したのは大正解だった。
尾根に取り付き、対面の山を振り返る。
前回の新雪よりも固めの雪だった。
とても登りやすい。
このままスイスイ登れれば、前回よりかなり早くP1144に到達できると思った。
さすがスノーシューで、息切れで立ち止まることなく、ガシガシ登れる。買ってよかった。
対面の尾根。
岐阜と福井の県境の尾根。
対面の尾根。高度が上がってきた。
強風で雪煙を舞い上げる夜叉ヶ丸と県境尾根。
三国岳。
ガシガシ登れる。
県境尾根。
P1144へ続く尾根。
強風で雪片が舞い上がる。
立っていられないほど風が強い。今日は風が強い。
春の日差しが槍のように山々に差し込む。美しい景色でした。
動画を撮った。
今日は天気がいいので、飛行機がたくさん飛んでました。
舞い降りた羽根みたいな雲。
飛行機雲。
対面の尾根を振り返る。
夜叉ヶ丸と三国岳。
強風が来た。
雪片が顔に直撃して、痛い。
P1144への最後の登り。
自然に形成された雪の模様。
P1144に到達した。
快晴の三周ヶ岳が眼の前にある。
尾根取り付き~P1144までの時間は、前回は3:45かかったが、
今回は3:15で到達できた。
しかも今回は写真をとりまくっていたので、実質歩いた時間はもっと短いだろう。
エネルギーの消耗も、ワカンのときより断然楽だった。
P1144から北に伸びる尾根。
広野ダム方面。
三周ヶ岳の全貌。
尾根を伝い、南に向かう。
北に続く尾根。
三周ヶ岳に続く尾根。
夜叉ヶ池、夜叉ヶ丸、三国岳。
この尾根は、県境尾根に接続する。
夜叉ヶ池、夜叉ヶ丸。
県境尾根。
県境尾根までの登り。
最後の急登。
でもスノーシューだからガシガシ登れる。
県境尾根に到着した。
南方向。
東に見える高丸(P1316.3)
大野市方面。
三周ヶ岳に続く尾根。
手倉山の尾根。
三周ヶ岳に向かって進む。
奥に白山が見える。
三周ヶ岳に登頂した。
高丸。
南方向。
遠くに伊吹山。
手倉山の尾根。
北方向。
荒島岳?
高丸に続く尾根。
来た道を戻る。
砂漠のような光景。
来た道を戻る。
このくらいの積雪量です。