三周ヶ岳を目指して(広野ダム~P1144 往復)

厳冬期の三周ヶ岳に再挑戦しました。(前回 1/11
前回は歯が立たず、P800で引き返しました。

前回の反省点
・深雪に足がずぼずぼはまり、前に進めなかった。
・距離が長いので、時間が全然足りなかった。
・5年くらい使ってきたレインウェアの防水性がほとんどなくなって、湿雪に対してとても寒い。
・グローブも防水性がなくなってきて、濡れて寒い。

対策
・ワカンを買いました。8000円。
・ワカン装着しての歩行練習を御池岳で実施済み。(2/1)
・林道を活用するルートに変更した。
・冬山用のハードシェル上下、グローブを買い揃えました。75000円。

今回の山行ではP1144まで到達でき、三周ヶ岳を眼の前にすることができ、大満足でした。
今回の反省点をさらに対策すれば、次は必ず行ける、確信を持てました。

ルート

写真
前回(1/11)よりも少し積雪量が多かった。
ワカンを装着して、林道をひたすら歩いた。トレースはなかった。
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動物(鹿?)のトレースがあった。
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延々と続く林道。
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カーブミラー。
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前回のルートで通る予定だった尾根と思われる。
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尾根を登っているときに南向きの視界が開けた。
左のピークがP1206、右が三国岳と思われる。
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西を振り返ると三国岳~P1168の県境尾根が壁のように聳えている。
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朝は曇りだったが、晴れてきた。
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一番右がP1206、真ん中の峠が夜叉ヶ池、東に向かってピークが3つ見える。
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もはや春の陽気で、風は全く冷たくなく、気温も暖かい。
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ワカンを付けて登ってきたが、予定よりペースが遅い。
林道からの尾根取り付きから、2時間でP1144に到着する予定だったが、すでに3時間経った。
ワカンを付けたからといって、楽に早く登れるわけではなかった。
湿雪がワカンにまとわりつき、足が重い。
歩くために足を上げ下げするのに、かなりパワーがいる。
パワーさえあれば、進むことは進むので、ここまで来れたのは、ワカンのおかげだ。
景色がないなら、苦行でしかない。
30分休憩した。
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P1144に到達する最後の登り。
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そこそこ急だった。
これを登りきれば、P1144に到達する。
P1144の眼前には三周ヶ岳が構えている。
一体どんな姿なのか。
早く登りきりたくて、気持ちが早まる。
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P1144に登頂した。
眼前の三周ヶ岳は意外となだらかな山容だった。
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P1144から北を望む。
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ここで引き返した。
三周ヶ岳まで2時間くらいかかりそうだ。
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ここのクラックに落ちた。
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西日が沈む。
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下りでは、登り以上にワカンに湿雪がまとわりつき、雪団子になって歩きにくかった。
ワカンを外した方が、歩きやすかった。

林道に到着した。
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帰りの林道歩き中にシャリバテになった。
山行中に食パン 1000kcal食べたが、それでも足りなかったようだ。
ワカンを装着しての歩行は想像以上にエネルギーを消耗することを知った。
深雪の林道はスノーシューだと楽に歩けるのだろうか。
林道の往復だけで6時間かかったので、もっと短縮したい。