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花房山

4月に藪こぎで一度登頂を試みたが、途中で挫折したので
今日は2回目の登山となる。

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コース

  • 往路:スタート地点→(2)取り付き地点→尾根沿いに登る→(12)縦走路に合流→花房山
  • 復路:花房山→縦走路を南下する→(13)権現山との分岐点を東進→尾根沿いの登山道を下る→(14)花房山登山口→スタート地点


予定では、花房山に登ったあとは
来た道を帰るつもりだったが、
下記理由により、10分で断念した。

  • 雨が降って寒い。
  • 花房山登頂後、(12)に戻り、来た道を帰ろうとしたが、藪が密すぎて、常に地図とGPSを見ないと帰り道が全くわからない。
  • 藪が密すぎると、登ってきたときよりも下る時の方が体の自由が効かなくて、進むのに時間がかかる。


地点説明
スタート:車を駐車して歩きを開始した。


(1):地図上はここから先も林道は続くのだが、東から流れ込んでくる支流を渡る部分の道が崩壊している。
赤いコーンが置いてあり、そばに車が1台駐車していた。
今日はここに車を置こうと思っていたのだが。
4月に来たときは2台止まっていた。


支流をまたぎ、林道に沿って本流を遡ります。
4月に来た時は雨が降ったあとだったせいか、本流に水が流れていた。
そのときは手近な石を川の中に積み上げて足場を作って渡ったのだが、
今日は水が流れていない。ラッキー。
午後から雨が降る予報なので、戻って来た時には水が流れているかもしれない。


(2):前回の取り付き地点です。
ここまでたどり着くのに前回と比べ少し苦労した。


春を経過して、(1)→(2)の道は草木が伸び放題となり
足元が見えない。
蛇を踏まないために、一歩一歩確認しながら
歩かないといけない。


結局、(1)→(2)にたどり着くのに1時間かかった。
前回は取り付き地点を探しながら移動して、1時間かかった。


(3):この山を歩いていて唯一見つけた花を写真に撮った。


(4):少し勾配が緩くなった。


(5):勾配が急になり、藪の密度が今までより高くなってきました。


(6):前回ヤマビルに吸い付かれそうになった経験があるので、足元に気をつけていた。
靴の縫い目に挟まった木のくずを取ると、それはダニだった。
ダニの種類はわからないが、脚を除いて1cmある。
薄っぺらいスイカの種みたいな形。
足を噛まれてはいなかった。
ダニもヤマビルも今まで見たことなかったが、
花房山で初めて遭遇した。


花房山−雷倉間の尾根を望む。
尾根の一部の藪が一掃されている?
花房山−雷倉の縦走路が整備されてるのだろうか?


そういえば、麓から登るとき、雷倉方向の尾根を見上げると、
雨雲がそこから来ているようだった。
雷が来るから雷倉と呼ばれているかと思った。


(6):ひときわ平らな地形に出た。
しかし、身長を超える笹が密集している。
少しの間、傾斜は緩やかである。


(7):地形が平らだし、藪で遠くが見えないので、
登るべき尾根がどこだかわからない。
GPSと地図を確認しながら、慎重に進路を決定する。


(8):獣道が尾根沿いに上昇している。
ふと、ある場所だけ藪がなくて開けていた。


(9):(3)の花と形が似たような赤い花を見つけた。


(10):徐々に傾斜は急になり、
藪の密度も、登ってきた中では最も高い。
身体が木でがんじがらめになって、身動きが取れない。


(12):平らな地形に出た。
相変わらず身の丈以上の強靭な笹が密集していますが、
一本だけ鎌で刈った跡があった。
ここら辺を整備した形跡かな?


さらに、なんとなくトラバース形状な幅2〜3mほどの林道の跡が
あったような気がした。


ふと藪が消え、縦走路に出ました。
霧が立ち込めてます。
藪の中に居るとあまり気づきませんでしたが、
雨が結構来てました。


(11):とうとう花房山頂上にたどり着きました。
頂上は東方向に対して木が刈り取られていました。
景色は霧で全く見えないけど、晴れだったならきっと
雷倉の尾根まで見渡せただろう。


時刻は13:30です。
早々に帰らないと、明るいうちに麓に着けなくなります。


(12):笹藪に潜り込むやいなや、進路がわからなくなった。
密な藪の中では、視界が効かない。
だからといって、試しに数十メートル進んでみて進路を間違えたというのは、
一々疲れる。
高度を変えずに移動するならまだしも、いったん下って
進路をミスしたら、また登らないといけない。
だから、GPSと地図で確実な進路を決定しないといけなくなるだろう。
でも、そのやり方の場合、少し進んで地図確認を繰り返さなければ
ならないから、時間がかかる。
それだけでない。
藪が薄いうちは、疲労度で言えば、登り>下りだったが、
藪が密であると、登り=下りであることがわかった。
登りであろうと下りであろうと、身体が木でがんじがらめとなって、
進めないのだった。
これは誤算だった。
下りの方が時間がかからないだろうと考えていた。
登りに関しては、ほとんど地図を見ずに登れた。
つまり、4時間半かけて登ってきたなら、帰りも4時間半+地図確認作業時間という
ことになる。
13:30+4時間半+地図確認作業時間=18時を超えてしまいそうだ。
万が一、途中で予期しない時間ロスが発生したら・・
平地では19時を過ぎても人の顔が確認できるほど明るいが、
藪の中は明るくない。


藪漕ぎで下るのを諦め、縦走路から帰ることにした。
(12)から50メートルほど進んだところで、縦走路へと引き返した。
しかし、縦走路は手持ちの地図に載っていなく、
偶然見つけた道であり、
どこに到達するかわからない。
あらかじめ花房山の登山道調べとけばよかった。


縦走路からどう帰るかを考えた。
そもそもこの縦走路はどこへつながっているのか知らなかった。
もしこの縦走路が平地につながっている場合、
西側、東側、南側へ降り立つことになるが、
西側、南側に降り立つのは避けたかった。
今日中に車まで歩いて帰りたかったからだ。
しかし東側を下るといっても、帰り道が不確定なだけに、
藪を漕ぐ箇所をできるだけ少なくしたい。


地図を見る限り、ここから南のモレ谷という場所に
林道が通っている。
全行程藪漕ぎを避けるなら、モレ谷林道に降り立つしかない。
モレ谷の林道を通るとなると、距離は歩かなければならないだろうが、とにかく迷わなければ、確実に帰れることが保証される。


ルートを3つ考えました。


縦走路がどこまで続いているかわからないが、
とりあえず縦走路を南下して
3番>2番>1番の優先度で帰り道を選ぶことにしました。


(13):結局3番までたどり着きました。
縦走路は権現山まで続いているようでした。


(14):モレ谷林道の登山口に到着しました。


上へ続く林道。


下へ続く林道。


(15):林道に霧がかかっていて幻想的でした。



(16):ここら辺で動画を撮りました。
D


(17):道路沿いで草刈りをしていたおじさんに話し掛けられました。
今から山登りに行くのかと聞かれましたが、
道を間違えて向こうから降りてきたので、今からこの林道を通って
車に戻らないといけない、と答えておきました。
表情を見る限り、とても優しそうなおじさんでした。
こういった状況で人に出会うと、
あぁ今日も生きて帰ってこれたんだと実感します。


その後、(1)に駐車していた車とすれ違って、無事ゴールにたどり着きました。


感想
(12)から東への下りがやばいです。
藪が密ってだけでいつもとは難易度が格段に違いました。
物理的に邪魔というだけでなく、見渡しが全く効かない。
登りはただ登ればいつかは山頂に着くものですが、
下りはそうはいきません。
目的地に確実につながる尾根でなければ帰れません。
この藪密度は初体験でした。


銭湯で服を脱ぐと小さいダニ1匹発見した。
下着も脱ぐと、後ろの腰あたりでチクッとした。
すぐに手を回すと、ダニをもう一匹捕まえた。
2匹とも胴体を爪で二分して捨てた。
ずっと下着に食い付いていたんだろうか。
長袖の下着を着てなかったら山行中に噛まれていたかもしれない。


フード付きのレインウェア長袖長ズボン上下はやはり必須ですね。