花房山

標高400m地点から標高600m地点まで藪漕ぎで登って、諦めて引き返した。
花房の滝への道があったから行ってみた。
林道が野に帰りつつあり、茨が咲き放題だった。
ヤキオの滝を眺め、さらに進むと、
山側の壁面が崩落して道が完全に土砂に埋もれていた。
土砂は、滑り落ちたら50m下の谷まで自由落下なザレ場斜面と化して、
俺の士気をそいだ。
諦めて帰った。


車に乗り込んで着替えていると、
靴下の上から2〜3cmサイズのヤマビルに血を吸われていたのに気づいた。
でも良く見たら、ヤマビルは血を飲んでいなかった。
皮膚を傷をつけてはいたが、
出血した血がヤマビルの口に届くより先に全て靴下に吸収されていたようだ。
ヤマビルの口を靴下から爪でこそいでひきがして、地面に逃がした。
あと、デンタルリンスをかけてやった。